注文住宅を建てる際、洗面台と脱衣所を一緒にするか、別にするか悩むと思います。洗面台と脱衣所を別にした方がよいケースや、別にするときの方法を紹介します。



●別にした方がよいケース

・女の子がいるケース

思春期ころになると女の子の恥ずかしさに配慮する必要があります。女の子がお風呂に入っているときに、他の家族が歯磨きなどで洗面所を使ってしまうと、お風呂から出られなくて困ってしまいます。家族が気を使うことになるのです。



・家族が多いとき

家族が多いと、洗面台を使いたい人、お風呂を使いたい人で、洗面所や脱衣所が混雑してしまいます。



・朝にお風呂に入るとき

朝にお風呂に入ると気分がシャキッとする、殻がスッキリすると感じる方もいることでしょう。朝にお風呂に入る家族がいる場合は、家族が多いケースと同様に洗面所や脱衣所が混雑してしまう可能性があります。

朝は何かと忙しくて、バタバタとしがちです。そんなときに混雑していると、イライラして喧嘩の原因になってしまいかねません。

家族全員が快適に使用できるように、別にした方がよいケースです。



・来客が多い場合

脱衣所は生活感が出る場所です。あまり人に見られたくないという方もいるのではないでしょうか。祖父母など身内であっても、脱衣所を見せることにためらいを感じると思います。

頻繁に来客があるようなら、洗面所と脱衣所を分けた方がよいでしょう。



●別にするときの方法

注文住宅の設計の段階なら、洗面所と脱衣所を別にすることが可能です。生活動線を考えて、洗面所と脱衣所の位置を考えると使い勝手がよくなります。

来客があるときだけ見えないようにしたいのであれば、洗面所と脱衣所が一緒の設計にして、来客があるときだけ間仕切りを使って対処する方法があります。引き戸、アコーディオンカーテン、ロールスクリーンなどでも対処が可能です。

ただし、間仕切りなどの位置によっては暗くなってしまうので、窓の設置場所を考えておきましょう。

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