洗顔、メイク、歯磨きなど、毎日使う洗面台なので、使い勝手がよい空間にしたいですよね。せっかく注文住宅を建てるのだから、使い勝手がよい洗面台を選んでみませんか。 ここでは、洗面台の選び方のポイントを紹介します。 ●洗面台の高さ 洗面台が高すぎても低すぎても使い勝手が悪いです。 たとえば髪を洗うとき、低すぎると腰を低くかがめなければならず、髪を洗っている最中に腰が痛くなってしまいます。 使い勝手のよい高さには個人差がありますが、75~85cmの間で決めることが一般的です。 身長による標準もあります。身長155cmで75cmの高さ、身長165cmで80cmの高さといわれていたり、身長を2で割った数が適しているともいわれています。 しかし、明確な定義はありません。もっとも大切なことは、ショールームで確認をすることです。実際にショールームで使ってみると間違いが少ないことでしょう。 ●コンセントの位置と数 電動歯ブラシ、ドライヤー、扇風機、暖房など、洗面所ではさまざまな電化製品を使用します。使い勝手がよい洗面台を実現するためには、何をどの位置で使うのか想定して、コンセントの位置と数を決めることがポイントです。 たとえば、電動歯ブラシを使うなら洗面ボウル付近にコンセントがあると便利です。扇風機や暖房を使うなら、足元付近にあると配線が邪魔になりません。 コンセントの数が足りないとなると不便を感じてしまうし、リフォームするとなると配線工事が必要になります。後悔しないように注文住宅を建てる前に、どんな電化製品をいくつ使うのか考えておきましょう。 ●耐水性のある床 洗面台周りは水はねで汚れやすくなっています。そして、洗面所と脱衣所が一緒になっていることが珍しくないので、湿気も気になります。 水に弱い素材の床はカビが生えたり、劣化しやすいのでおすすめできません。フローリングは水に弱い床材、クッションフロアやタイルフロアは耐水性のある床材です。 |
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