| 洗面台を選ぶときに確認しておきたいことの一つが、洗面ボウルの素材です。素材によってお手入れのしやすさや見た目の美しさなどが変わってきます。 注文住宅で失敗しないために、それぞれの素材の特徴を知っておきましょう。 ここでは、陶器の洗面ボウルのメリットとデメリットを紹介します。 ●メリット ・見た目が美しい 陶器のコップを見てもわかるように、陶器の洗面ボウルにも光沢があり、美しい見た目です。 髪のセットや歯磨きなど、洗面台は毎日使う場所です。毎日目にする場所が美しいと、気持ちよく洗面台を使えることでしょう。 ・傷がつきにくい 注文住宅を建てた当初はきれいな状態でも、洗面ボウルの素材によっては長く使用し続けていると傷が目立ってきてしまいます。 陶器の洗面ボウルの場合は硬度が高いため、傷がつきにくい特徴があります。固いタワシなどでこすれば傷がついてしまうことがありますが、お手入れに気をつけていればつるんとした滑らかな状態が維持されます。 ・掃除が楽 つるんとした表面には汚れが付着しにくいです。傷ができてしまうと傷の内部に汚れが入り込んで、汚れ落としが難しくなってしまうことが珍しくありません。しかし、陶器なら傷ができにくいので汚れが入り込む心配が少ないです。そのため、お掃除が楽です。 ・デザインが豊富 陶器は洗面ボウルの素材として主流なので、デザインが豊富に用意されています。さまざまメーカーから販売されていて、たくさんの選択肢が用意されています。 ●デメリット ・衝撃が加わると割れる 陶器のコップを落としたら割れます。それと同じで陶器の洗面ボウルは、硬いものをぶつけたりすると、割れたりひびが入ったりすることがあります。微細な傷がついてしまうと汚れがつきやすくなります。 ・支えをしっかり設計する必要がある 陶器は重量があるので、それを支えられるだけの設計を考えなければなりません。しっかりした強度が必要なので、デザインが限定されてしまうかもしれません。 |