洗面台に取り付けらている鏡には、三面鏡と一面鏡の2タイプがあります。注文住宅ならどちらでも好きなものを選べるので、ライフスタイルに選びましょう。

では、三面鏡、一面鏡、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。



●三面鏡

鏡を3面に分けて取り付けてあり、鏡の内側が収納になっています。

収納場所を広く確保できるため、洗面台周りがすっきりとします。洗面所では、メイク、歯磨き、ヘアセットなど行うためのものが乱雑になりがちです。ものであふれかえってしまうと、必要なものが必要なときに見つかりにくく、身支度に手間取ってしまいます。すっきり収納できる洗面台なら、ものをしまった場所がわかりやすく、身支度がスムーズにできることでしょう。

三面鏡は鏡を開く角度によって、同時に左右からの姿を見ることができます。メイクやヒゲソリなどのときに、左右のバランスを確認できて重宝します。



●一面鏡

鏡の奥に収納できるタイプとできないタイプがあります。収納できないタイプは鏡が前にせり出してこないので、すっきりとして圧迫感がありません。

三面鏡は鏡を3つに分けて取り付けているため、鏡と鏡の境目ができてしまいますが、一面鏡ならそういったことがありません。大きな鏡だと姿を見やすいです。

デザインを重視する人にも人気があります。



●曇りにくい鏡

三面鏡でも一面鏡でも、曇りにくいコーティングが施されているものがあります。

脱衣所と洗面所が一緒になっている場合、お風呂の湯気で鏡が曇ってしまうことがあります。梅雨時も多い湿気で曇りやすいです。そういったときでも、曇りにくいコーティングが施されていると鏡が見やすくて便利です。



三面鏡は収納場所を増やせる、左右のバランスを確認しやすいというメリットがあります。一面鏡はすっきりとしたデザインが特徴です。注文住宅を建てる際には、洗面台を使うシーンを想定して、ライフスタイルに合ったものを選んでみてください。

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