使い勝手のよい洗面台を実現するためには、洗面ボウルの形状選びが重要になります。トイレで使うなら手洗いできる形状で十分ですが、洗面台は洗顔、歯磨き、洗髪など、さまざまな使い方があります。そのため、どういった生活をするのかイメージして注文住宅の洗面台を選ぶとよいでしょう。 ここでは、洗面台の形と特徴を紹介します。 ●置き型(オンカウンタータイプ) カウンターの上に置かれている洗面ボウルです。 水が天板部分にはねにくく、洗面台周りの汚れを抑えやすい形です。 四角、楕円、丸など、置き型タイプにはさまざまな形があり、豊富なデザインから選べます。 ●埋め込み型 カウンターに埋め込んでいるタイプです。 カウンター内部に埋め込むことで、圧迫感がなくすっきりしたデザインになっています。カウンターを広く見せたい方におすすめです。 カウンターに埋め込まれているタイプは、カウンターと洗面台につなぎ目ができていることがあります。つなぎ目は汚れがたまりやすい場所です。つなぎ目がないタイプの洗面台もあり、こういったものだとサッと拭くだけできれいになって、お手入れが楽です。 ●半埋め込み型 埋め込み型は洗面ボウル全体が完全に埋め込まれていて、置き型タイプは洗面ボウル全体がカウンターの外にでています。半埋め込み型は半分埋まっている形です。 埋め込み型に比べて半埋め込み型は埋め込み部分が少ないので、カウンターしたのスペースを広く確保できます。 天板の高さを出すこともでき、水が跳ねにくいです。 ●壁付け型 小型サイズの洗面台に見られる形です。トイレに使われることが多いです。 注文住宅は、さまざまな形の洗面ボウルの中から好きなものを選ぶことができます。洗面ボウルの形によって使い勝手は違い、気持ちよく使うためには洗面ボウルの形の選び方が大切です。ヘアセットに使う、歯磨きや洗顔だけに使うなど、どのような用途で使うのかをイメージして選んでみてください。 |
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